心理学の論文を読みたい..
大学で心理学を学んできて、卒業した元学生や、退学した僕のような人は、このような壁にぶち当たる。
無料で検索できる論文ならいいけれど、医中誌や大学の OPAC でしか閲覧できない論文はどうすればいいのだろう。
学生という身分があれば、それにアクセスできる権利は学費に含まれていて、大学のパソコンやアカウントからダウンロードできる。しかし、大学を卒業、または退学し、そのようなサービスを利用できなくなった人はどうすればいいのだろう。
そんなとき、「国立国会図書館の複写(有料)」を利用する。
1. どうしても読みたい論文
大学院を退学し、地域おこし協力隊を目指す僕は、「心理学に関する企画」を立案している。
そこでぶち当たるのが、未だ心理学の企画の効用を伝える自分の説明力のなさである。心理職でも、他の職種に自分の技能を伝える難しさを実感しているというが、心理学を用いた企画でも似たような悩みに直面している。
そこで、僕は実証的な論文を紹介することで、企画の実現可能性をアピールしたいと考えた。NHKオンデマンドで企画に使えそうな研究が紹介されていたから、その論文をインターネットで検索する。
すると、 「インターネットでは無料で見れない」論文であった。何かしらのサイトに登録すれば見れるけれど、外国語のサイトに登録するのも怖い、、、と、国立国会図書館の複写サービスを知る。
2. アカウントを作る
まず、国立国会図書館は「遠隔複写サービス」というものをしていて、読みたい論文の原本をコピーして、その紙を送ってくれる。
そこで、国立国会図書館のホームページにアクセスして、アカウントを作る。登録には「本登録」と「簡易登録」があり、めんどくさがりな僕は簡易登録で遠隔複写を申し込む。
そこで氏名や住所などを登録して、アカウントを作成。ログインして、読みたい論文を申し込むという流れだ。
一度申し込むと、少し確認の時間があって、確認が終わると複写が発送される。僕の場合はできたけれど、確認があるということは、遠隔複写ができない書物もあるかもしれないから、そこは一度申し込んでみなければわからない。
そして、「発送」のおしらせがメールに届き、無事、東北の離れた地へ論文が到着した。料金は一個の論文の複写を申し込んで、600円くらい。支払いは、後払いになっていて、論文が入っている封筒に支払い票が入っている。そのため、それを持ってコンビニにいけば支払いできる。
3. おまけ
このように、学校をやめても、読みたい書物にたどり着けるサービスは素晴らしい。今後も、独学で研究は進めていくし、それをまとめて発表したいとも考えている。
今回、僕が読みたかった論文は、精神科医である本田先生の論文で、発達障害の研究をしている方だ。NHKオンデマンドの中のコンテンツで紹介されていて、「この研究、読まずにはいられない!」と思って、衝動的に申し込んだ結果、非常に面白い研究を読むことができた。