最近、メンターチルドレンの方から質問が来た。
「大学院の面接対策って、どのようにしましたか?」と。確かに、筆記のブログは書いたけれど、面接のブログは書きそびれていたから、今回はそれについて書いていく。
1. 前提 読み込んだ本
まず、このブログは、これから紹介する本を読みこんだ上で読んでほしい。これらの本が、僕の面接対策の土台となったし、これから大学院入試を受ける人も同様に。
河合塾の本は、タイトルに「研究計画書」とは書いているけれど、最後の方に面接について書いている。基本のきを学べる。
大学院の面接対策の本も、大学院の面接に特化した本であるし、外部入試を受ける人ならば「なぜ大学を変えるのか」という質問に対する分析など、着眼する点もおもしろい。僕は、外部入試でやらかしたものの、この本は就職活動にも使えるからおすすめ。
これらの本を熟読してから、後ろの記事を読んでね。
2. 大学の施設で練習
ここからは、僕が大学のサービスを利用した面接練習について述べる。
僕の母校、帝京大学には「キャリアサポートセンター」と呼ばれる、就職に備えて面接や履歴書の添削を行ってくれる施設がある。元国家公務員や、様々なキャリアを積んだ人が「キャリアカウンセラー」として常駐していて、学生へのサービスは手厚い。
そこで、「大学院の面接対策もできるよ」と、ある方から教えてもらい、僕もそこに通うようになった。
2-1. 就職との共通点
大学院入試のみを受けようとしている人にとって、大学院入試は就職と無縁と思われがち。
しかし、一人目の方から言われたのは、提出する書類(履歴書や研究計画書)も、文字の始める位置を、縦や横にそろえるなどの就職活動的なアドバイスからだった。
そこで、実際に面接の練習をしてみると、「貴校じゃなくて、御校だよ」とアドバイスをもらう。書類では、「貴校を志望した理由は、」と書くが、僕は面接でも「貴校を志望した理由は、」と言っていた。バカだね。
それは「書き言葉」であり、話すときは「御校(おんこう)は、」という初歩的なアドバイスをうける。社会の礼儀に無頓着だと、大学院入試当日、失礼な行いをしてしまうこともあるから(僕は入試当日、スーツにくるぶしソックスでいくという失態を犯す)、まずは作法を身に着けた。
2-2. 質問へのフィードバック
大学院入試の面接では、将来なりたい心理職の像や、研究計画書への指摘がくる。それを予想して、キャリアカウンセラーの方と練習する。
そこでは、様々な有用なアドバイスをもらい、「具体的に、どの分野で働きたいのか想像できないなら、「どの分野で適性があるのか見極めるために、大学院に入る」みたいな理由でもいいのでは?」というアドバイスをもらった。
面接では、心理学の5分野(医療・福祉・産業・司法犯罪・教育)のどの分野で働きたいのか?という質問がくる。当時、それに明確に答えられない僕は、そのようなアドバイスをもらった。しかし、面接当日までには、「どの分野でどのように働きたいのか」、「自分の研究計画を、その分野の施設に来談するクライエントにどのように役立てられるのか」も言えるようにしなければならない。
また、「研究計画書の概要を~分ほどで説明してください」という問いには、自分の研究計画書を読み込んで、何度もその回答を練習し、身体にタイマーをしみつかせるみたいなアドバイスもされた。僕は、そのアドバイスをさぼり、一度目の大学院と先日の地域おこし協力隊の面接でも同じ類の質問で玉砕しているから、ここはまじで対策しておいた方がいい。
2-3. 対策
他にも、質問への答えには「結論から先に言う」ことや「 YES と NO をはっきりさせる」というアドバイスももらった。「なぜその大学院を選んだのか」という質問に答える際には、師事したい先生の論文は読み込んでおくべきだし、それを面接でも明確に言えるようにする。
また、研究計画の実現の根拠に、「調査対象者が集まるのか、受けたい大学院と大学の人数や学部数なども把握もしたら?」とのこと。
このように、一人目のキャリアカウンセラーからは多くの学びを得た。
2-4. 2人目
2人目のカウンセラーに出会ったのは、一度目の入試に盛大に落ちた時。
福祉の分野で働いていた人を紹介しようという、カウンセラーの計らいで出会えた。
そして、この人のアドバイスで僕の面接が劇的に改善した。この方は、数分の僕との受け答えをした後に、「もっと自分の言葉使いなよ」とアドバイスをくれた。僕は、先生方に専門知識に凝った受け答えをして、勉強した証を示そうとしていたのだが、それは本来の僕を表現する言葉を覆っていたらしい。
「もっと、自分らしさを出す、WITにとんだ面接にしてもいいかも」
この人いわく、どんなに幼い言葉でもいいから、自分の言葉でどのような将来を見据えていてどのような人になりたいのかを言うべきらしい。そして、1度目の失敗入試では、正反対のことをしてした自分がいた。
堅苦しく、専門用語を使って淡々と受け答えをするロボットのような被面接者。そのような人間を、心理職を養成する大学院が受け入れてくれるかと言われれば、面接は「人間味」も見るところだし、それはきつい。
このように、僕は面接で「お遊びメンターという、ふざけてるけれど多少は愛嬌のある「仮面」を出してもいいのか」と気づいた。
また、「自己分析をもっとやらないとね」とも言われる。自分の強みやそうでない部分も深く見ていかなければ、良い面接はできない。それをしていくことで、「どんな心理職として関わっていきたいのか」を掘り下げられる。
「自己分析なんて、就活生のやることだろ」と、同級生がつまらないワークシートを埋めていたときに怠けていたつけがきた。自分を内に掘り、それを意識化しなければ面接はだめになる。
「いい男なんだから、もっとにこやかに話しな」
その言葉で、「めらびあんの法則だっけ?」と思い浮かべながら、「確かに、爽やかな印象という「態度の土台」があったうえで、言うことに信ぴょう性が出てくるもんな」と納得する。
3. 自主練
これは、自分で考え出した面接の練習法。
まず、スマホのビデオ機能を使って、自分が映るようにビデオを回す。そして、想定する質問を、声で読み上げ、それを回答するというのを録画して、それを見直すという練習法。
結構簡単だし、見直すことは必須で、自分で「ここはもう少し、こう答えればよかった」と思ったら、面接ノートにメモをする。
また、質問が来た時、自分の脳内に箇条書きでいいたいことを何個か思い浮かべると、すぐに答え始めるよりは質問に正確に答えられる。
面接の直前には、来るであろう質問をノートで見て、答えを箇条書きで頭に思い浮かべるという瞬発的な復習もおすすめ。
文章で書くの難しいから、もっと聞きたい方は心理学お話し会で。話し会ならば、実際に聞かれた質問も口頭で伝えます。