こんなおでん食べたことがない!
そう思い、パッケージを確認したところ「仙岩峠の茶屋」という名が載っている。
口の中でとろける大根や昆布に、濃厚なたれが絡みつく。
まさに、「おでん」と言ったら「仙岩峠の茶屋」というイメージが、僕の脳内を書き変えた。
1. おでんの消費者独占企業との出会い
もし、おでんを食べたくなったら、読んでいる方はどこに買いに行くだろうか。
コンビニやスーパーでもおでんは売られていて、選択は多種多様だ。
しかし、僕は有限会社「仙岩峠の茶屋」のおでんを食べたいと思う。
なにせ、僕はこのおでんを食べるのは2回目だ。
一度目、祖母の友人が買ってきたものをたまたま食べて、味に感動した。
「もう一度食べたい」と沸々とした思いが煮えあがったころ、再び祖母の友人が秋田から買ってきた。
おでんを食べたいと思ったらここしかない。
このように、仙岩峠の茶屋はおでん界における(僕にとっては)「消費者独占企業」である。
2. パッケージ分析
僕も将来、消費者独占企業を作りたいものとして、拙い洞察で、仙岩峠の茶屋が消費者独占できる理由を見ていく。
まずは、パッケージに注目。
昭和41年に創業されたとのことで、50年以上続く優良企業である。
また、「甘口だしの懐かしい味」という、独自のレシピがあるのだろうか。
それはもう想像の域はこえない。
また、「厚く大きく味のしみ込んだ大根」とある。たしかに、大根はこんもりと迫力があるくせに、箸を入れればスウ―っと反対まで入るくらい柔らかで味がしみ込んでいて絶品である。
また、「何から何までスタッフの手作り」というのは、なにか安心感をもたらしてくれる。
このように、パッケージを見てみたが、味を知らなくても手にとりたくなる言葉でパッケージが覆われている。
3. HP分析
次に、HPを見てみる。
すると、びっくり。圧倒的な商品力もありながら、HPもえぐい!
迫力ある仙岩峠?を上空から眺めた動くHPとなっている。
HPを作ることも好きな自分だけど、こんなHPそうそう作れるものではない。
Webデザイナーさんにお願いしたのか、もしかしたら広報担当が構築したのか。
まず、一番の仙岩峠の茶屋が消費者独占企業たるゆえんは、「圧倒的なレシピの独自性」である。
それは誰にも譲れない、「秘伝のレシピ」があるのだろうか。
そのレシピを持っていれば、(仮に)銀行は喜んで金を貸してくれるだろう。
このような圧倒的な収益率と、固定資産に頼らない、稀有な無形資産を持っていることが、仙岩峠の茶屋さんをおでん界における消費者独占たらしめているものだと考えられる。