先日、北上市に住むKさんのお話を聞きました。
Kさんは仕事で日本からドイツに行き、ヨーロッパを駆け回りました。
将来海外に住みたい僕は、ドイツに43年間住んだKさんからお話を聞きます。
僕が書いている小説(過食の苦しみなどを入れました)▼
目次
1. 白夜の話に興奮!
僕は主観的な幸せが高いノルウェーやフィンランドに行きたいです。
そのため、Kさんにそのことを伝えると、白夜について話してくれました。
白夜は一日中、新聞が読めるか読めないかくらいの明るさが続きます。
ドイツでは日の長さが日本とは違い、白夜には朝の3時に日が昇り22時に沈みます。
2. 2色にうねるオーロラ
Kさんはなんとオーロラも見たことがありました。
現地で見るオーロラを「雲が動くよう」と独特な表現をしています。
オーロラはたくさん色を発するイメージですが、Kさんが見たオーロラは2色だったそうです。

3. 「くる病」という初耳ワード
日が短くなると9時に日が昇り、15時に沈みます。
そのため、ドイツではくる病(ビタミンD不足によって子どもの骨が弱くなる)の予防のために休暇で他国にいきます。
その休みでたくさんの日差しを浴びることで、くる病の予防をしているといいます(行けない子どもはビタミンDの薬を飲む)。
大人も休憩の時に、外にいって日差しを浴びます。
若さを保つ人にとって悪者扱いされる日光は、ドイツでは食事と同じくらい大切にされているものだと驚きました。
4. 日本が一番幸せ
「日本が一番幸せだよ」
世界を見たKさんは僕に教えてくれました。
僕は心理学を学んで、社会のひずみによって生み出される悩みを見てきました。
そのため、物が溢れるのに主観的な幸せが低い日本と、他の国は何がちがうのかをKさんに聞きたかったのです。

4-1. 独裁国家を例に日本の良さを教えてくれた
Kさんはヨーロッパ中を駆け巡りましたが、いろいろな人と会ってきました。
そこで、理不尽に罪をきせられる国の話を聞いたことで、自由に意見を主張できる日本は素晴らしいと考えました。
この話を聞いて、外国でのびのびと発信ができないかもしれないと思うと、一人の権利が守られる日本だからこそ出来るものも多いと気づきます。
5.他国では思い通りにならないことも
Kさんは仕事で予定通りにいかないことも多かったそうです。
その理由は、現地の人が予定通りに来ないからです。
決まった時間に約束しても、2時間遅れてきたり、勝手に帰ってしまうこともあります。
このようなハプニングは友人との関係ならまだしも、仕事の関係で日本ではめったに起こらないでしょう。
5-1. 国の気候で「約束を守らない」
当時は腹が立ったKさんですが、今は仕方がないと言います。
その国は、昨日あった道が砂嵐になると次の日には消えることがあります。
そのため、「明日の約束」なんて守りたくても守れないときがあるのです。
このような天候に生きる人は、「約束を絶対に守るもの」という捉え方をしていないかも?とKさんは考えました。
5-2. 日本でも気候で性格が違うよね
この話を聞いて思い出したのが、有名な精神科医である土井先生の「甘え理論」です。
内容は忘れましたが(元心理学生失格!)、土居先生は日本人特有の感情である「甘え」を紹介しています。
他にも、和辻先生の「風土」です。
国の土地によって人の性格が変わる?みたいなものです。
このような理論を学校でも学びましたが、Kさんの話によって国の性格に「気候や地形」が関係しているかもしれないと思いました。
6. 最後に
僕は大学院をやめてしまい、再び挑戦します。
しかし、心理学の勉強は好きですが、英語が死ぬほど苦手です。
そのため、入試勉強では海外に勉強せずに乗り込んで、テキストと一緒に生の英語を学んでみたいのです。
また、僕が好きな作家や文章を書く方は、一度海外で生活したことがあります。
さらに、自分の文章に磨きをかけるためにも、他の言語に触れるチャレンジを20代でしようと思います。
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