手元にないはずのお金を作れる。
これが、クレジットカードの利点であり、恐ろしさでもある。
DSMという精神医学会が発表しているマニュアルには、「アルコール依存」などの依存症が含まれているが、「クレジット依存・借金依存」を含めてもいいのではないかと思うほど、クレジットカードは恐ろしい。
目次
1. クレジットカードを持ってダメな人
クレジットカードを持っていい人というのは、精神的に安定していて、気分の浮き沈みが少ない人だ。
また、長期的な視野があり、現在のリスクを重視する慎重さを持っている。
一方、僕は気分の浮き沈みが激しく、クレジットカードという便利な仕組みを使用しているというよりは、飲み込まれている。
衝動的な行動も多く、気分に揺らいだお金の使い方をしてしまうという、愚かな行動をする。
2. 大学時代の苦い思い出
「クレジットカード作ったよ」
僕は大学1年時、クレジットカードを作ってもらった。
独自ドメインのサイトを持つには、いろいろな手続きをするためにクレジットが必要だ。
結局、独自ドメインを作るのは遅れてしまったけれど、大学の4年間は「手元にないお金を使う恐怖」というものを感じる良い機会となった。
まず、僕は「アマゾン prime」に加入していて、気になる書籍や日用品を、ボタン一つで買っていた。
もちろん、面倒だから支払いはクレジットだ。
クレジットというのは、支払いをその瞬間にするわけではなく、2か月後の月始めに決済される。
そのため、現在はお金がなくても2か月後の口座にお金があればいいので、口座にお金がなくても買い物はできる。
僕はこのような行動を何度も繰り返し、手元に1銭もないのに10万円近い買い物をしてしまった苦い思い出もある。
3. 決済日が迫るストレス
先も述べたように、僕はクレジットを持ってはいけない部類だ。
お金がなくても「将来は持っているだろう」と買い物し、結局、「払わなければならないのに、お金がない..」と緊迫した精神的ストレスが持続する。
「買わなければいいのでは」という意見が飛んできそうだが、それは本人が一番分かっており、「使わないように気を付ける」というアプローチは、精神的ストレスがある閾値をこえると行動化してしまう、病的な僕のような人にとっては危険だ。
4. クレジットカードを持ってはいけない人
ここで、クレジットカードと相性が悪い人とは、どのような人だろう。
まず、僕の仮説としては、愛着が不安定である人や、過度なストレスにさらされていたり、直近で心を大きく揺さぶられるようなネガティブな出来事を経験した人や、自分の意思をコントロールすることが苦手な人、理想自己と現実がかけ離れている人だ。
これらの特徴も、アルコール依存やゲーム・インターネット依存になる人に似たような傾向が見られ、社会的・生物学的・心理的に埋められない何かを、「買い物」をすることで埋める。
買い物というのは、一種の嗜癖的な行動であり、僕の予想だが買い物をするときにドーパミンが出ている。
ドーパミンをいうのは短絡的に脳をハイにすることができるため、日々の生活に満足できない人にとっては不満のはけ口になってしまう。
そして、クレジットは「手元にないお金を作り出せる」という性質上、これらの人々の過度な買い物を促すこともある。
5. クレジットと付き合っていく 好きなこととを続けるために
このようにクレジットは、「手元のお金を増やす仕組み」の1つであり、クレジット以外にも多く利用されている。
僕のような人間は便利な仕組みを享受するというより、その仕組みで儲かっている企業の養分にされてしまっている。
しかし、クレジットカードがあるからこそ、自分のホームページを作ることができるし、クレジットを解約するというアプローチよりもクレジットと上手く付き合うという選択をしたい。
6. 一貫した「現金主義」
クレジットと上手く付き合っていくためにも、「手元にないお金を増やす力」は、それしかできないことに使い、それ以外は現金を使うという選択をしたい。
例えば、独自ドメインを運営するには、サーバー代やドメイン維持の費用など、クレジット支払い以外の方法ではめんどうだ。
そこはクレジットに頼る。
しかし、Amazonでの買い物や、新幹線をとるときなど、クレジット決済やそれができる「えきねっと」というアプリがあるけれど、大変でもいいからコンビニで決済したり、窓口で切符を買うなど、一貫した「現金主義」を持つことが、相性の悪い僕でも資本主義経済を歩いていくために大切なことだろうと思う。
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