この文章では、大学で心理学を学んだ僕がその感想を書いていく。
今回のテーマは「発達心理学」だ。
この4年間でいろいろな分野の心理学を学んだけど、僕にとって1・2を争うほど面白かったのが発達心理学だ。
今回はその発達心理学を学んだ感想を紹介する。
大学で学ぶ発達心理学とは?

まず、大学で学ぶ発達心理学の内容として「生まれてから死ぬまで、人はどのような心の発達を遂げるか」を学ぶ。
僕の大学では発達心理学は1年生の必修科目で、1年生全員が教室に集まって学んだ記憶がある。
学んだのは3年前だけど今も記憶に残っている知識はある。
まず、僕が覚えている発達心理学の知識として「アロマザリング」があげられる。
アロマザリングとは「母親以外の人が子どもの世話をすること」だ。
発達心理学の教科書のコラムに書いていて、とても興味深かった。
なぜなら、僕は4人兄弟で兄弟は多い方だ。時代の移り変わりもあるけど、同じクラスにいる同級生の兄弟よりも多かった。
なぜ自分の兄弟数が多いのか疑問に思っていたけど、それが「アロマザリング」のおかげかもしれないのだ。
アロマザリングをするのは、人間でいう「おばあちゃん」が多いらしい。アロマザリングによって子どもの生存率が上がるという研究を見た気がする。
僕の家族は核家族でなく祖母と一緒に暮らしている。祖母がアロマザリングしてくれるという安心感があるからこそ、僕の両親は4人の子どもを作れたのでないかという勝手な考えだ。
子どもの数を決める理由は他にもあるだろうけど、このように発達心理学によって昔からの疑問について考えることができた。
発達心理学は幅広い年代について学べる 衝撃的な中年の課題

発達心理学が対象とするのは赤ちゃんだけではない。
日本で高齢者と呼ばれる年齢や、死にゆく人の心の変化までも扱われているようだ。
僕が印象に残ったのが「中年の危機」と呼ばれるものだ。
これはエリクソンという心理学者が唱えたライフサイクルの中にある(うる覚え)。
エリクソンによると、人生は様々なステップに分かれているようで、そのステップごとに課題があるらしい。
その中で僕は中年期の課題が印象に残っている。
教科書によれば、中年期は自分がこれからどうすればよいのか考えなおす時期らしい。
また、中年期の課題を乗り越えられないと心の不調にも繋がる。
僕が毎週欠かさず見ている「ホンマでっかTV」に出演する専門家も「男性の自殺率が中年になると少し増える」とも言っていたから、それを聞いたときは衝撃的だった。
大学で心理学を学んでいたものの大学生になると自分の将来が不安になるものだ。
また、人の目も気になる多感な小中高を通して、たくさんの悩みを抱えてきた。
年齢が上がるにつれて幸せになるという漠然としたイメージが、発達心理学で学んだ知識によって砕かれた。
「え、中年なったらまた悩むんかい」と。
しかし、心の発達は人それぞれだし、どの年代になっても幸せそうな人はいる。
そのため、発達心理学はほとんどの人が通るであろう心の成長を学べるという意識で、教科書の内容と自分の人生を比べてみるのもおもしろいだろう。
どんな教科書を使う? 発達心理学の教科書

僕の大学では、発達心理学の教科書として「問いから始める発達心理学」という本を使った。
教科書としてもわかりやすく、僕は読書用としても愛用するぐらい読みやすい本だ。
この本を出版している「有斐閣」は心理学の本では有名な出版社だ。有斐閣が出している代表的な本として、「心理学辞典」があげられる。
これはどの大学の図書館にも置かれているだろうし、レポートの作成にも大変役に立つ。僕も手元に置いておくために1冊購入し、大学院の勉強の隙間時間に読んでいた。
是非、これから大学で心理学を学び、大学院への進学を目指している人ならば、買っておいて損はない本だと思う。
最後に
今回は、大学で心理学を学んだ感想として「発達心理学」について書いた。
発達心理学はだれしもが通るであろう心の発達を学べるため、心理学でも学びやすい分野といえる。
今回紹介した発達心理学の知識はほんの一握りで、僕が忘れていることも多いだろうし、とりこぼしている知識も数えきれないだろう。
だから、この文章で発達心理学の断片に触れてもらい、発達心理学に興味を持ってもらえれば幸いだ。