こんにちは。お遊びメンターのしゅんすけです。
僕の1年ほどかけた大学院入試も幕を閉じ、来年から大学院生になることができます(卒業できれば)。
前回の投稿では、大学院入試における心理学の筆記試験の勉強法について紹介しました。
今回は、もう一つの筆記試験である「英語」の勉強法を紹介します。
目次
1. 大学院入試における「英語」の筆記試験とは?
まず、大学院入試では、筆記試験・面接・出願書類の合計によって合否が決まります。
筆記試験は専門科目と外国語に分かれており、ほとんどの大学院の外国語は英語です。
心理学の大学院にも、英語の筆記試験がTOEICやTOIFLのスコアを提出すれば免除になる大学院や、それらのスコアを英語の筆記試験に換算する大学院もあります。
今回の僕の文章の対象は、TOEIC やTOIFLのスコアの提出が義務付けられていない大学院を受験する方、義務付けられているけどスコアが足りず当日の筆記試験を受ける方です。
TOEICやTOIFLの勉強法は、この文章には書いていませんので、他の本や文章を読むことをお勧めします。
TOEICの単語勉強のおすすめ▼
2. 大学院入試における「英語」はどんな問題が出る?
心理学の大学院入試における英語の筆記試験にはどのような問題が出るのでしょうか。
まず、大学入試と似たような問題の大学院もあります。
長文の中に()が空いており、その()の中に入る接続詞は何か?という問題や、長文の1文に下線が引いており、その下線を訳しなさいといった問題が出ます。
また、すべての長文を読んでから200字~400字の要約を書きなさいという問題を出す大学院もあります。
このような問題は、受験を経験してきて英語の勉強法が身についている人ならば、解けるようになっていきます。
3. どんな参考書を使ったのか
僕の場合、英単語や文法は大学入試で使った参考書を使いました。
また「公認心理師・臨床心理士大学院対策 鉄則10&キーワード100 心理英語編」という参考書を購入しました。
基本的な英語の勉強に高校時代の参考書を使った理由は、心理学の参考書のほうにお金を使ってしまい、支出を減らしたかったからです。
筆記試験には「心理学」もあり、英語と同じ配点の大学院や、心理学の配点が大きい大学院もあります。
そのため、初めての科目である「心理学」の参考書や、勉強法を模索するためにたくさんの費用をつぎ込み、僕の財布は枯れ果てました。
経済的に余裕のある方は、大学院入試に特化した単語帳や文法の参考書の購入をお勧めします。
4. 僕が実践していた勉強法 第1ステップ
まず、僕が紹介する勉強法は、慣れ親しんだ参考書を持っており、どのページにどんなことが載っているのかを把握しているくらい、参考書を読み込んでいる方にお勧めの勉強法です。
まだ参考書を買ったばかりの方は、英語の基本的な勉強が必要なため、参考程度で読んでください。
また、僕が実践していた勉強法は「過去問」の存在が不可欠です。現在手元にない方は、大学院のHPで取り寄せましょう。
過去問を取り寄せた後、「心理学筆記編」でもお伝えしたように「過去問ノート」を作ります。心理学とは別のノートを用意して、「過去問ノート」と表紙に書くだけです。
心理学筆記編はこちらの文章で紹介しています。
そして、過去問の長文を一文ずつ分けていきます。目安として、「.」や「,」の記号で区切り、①、②の順に番号を書いていきます。
写真1 過去問の一文一文を区切る

その後、一文ごとに日本語訳へ訳していきます。ここでも「心理学編」で紹介した「見る勉強」を実践します。
効率的に勉強するために長々と日本語訳を自分で考えることはしません。
わからない単語や文法があったら、すぐに参考書や単語帳の索引から探して(すぐに答えを見る)、参考書のページを過去問ノートに書きこみます。
例えば、長文の中に出てきた「to」が分からないとしたら、参考書の索引で「to」と調べると、toがどのような文法表現のなのか書いているページが出てきます。
そして、参考書のページをノートにメモします。
また、探した単語や参考書のページは、検索した単語や文法のみでなく、見開き2ページに書いてあることを読みます。
単語帳や文法の参考書は、見開き2ページに類義語や似たような文法表現が載っているため、過去問で出された単語や問題が形を変えて入試に出された時に対応できるようにするためです。
言い方を変えれば、その参考書の見開き2ページは、その大学院において出る可能性が高い分野であると言えます。
最初は「問題を解こう」という意識でなく、「長文の解説を探す、作る」という意識で行い、問題を見て考える時間はできるだけ避けます。
英語の勉強をしたことがある方なら、長文の問題に対して別冊の答えでその長文に載っている単語や文法が解説されている参考書を見たことがあるでしょう。
その解説書を解く前に自分で作り、その答えを問題を解く前に覚えるのが、僕が行っていた勉強法の第1ステップです。
4-1. 僕が行っていた勉強法 第2ステップ
第1ステップは、過去問を一文ごとに区切り、自分のわからない単語や文法を調べることで一文ごとの解説を作りました。
第2ステップでは、「アウトプット」を行います。
アウトプットを行う時間は、勉強した日の寝る前やお風呂前と、次の日の勉強の始めに行います。
まず、過去問の問題のみを見て、一文一文どんな単語や文法が使われているのかを想像しながら頭の中で訳し直します。
忘れている単語や文法は、過去問ノートを見て素早くインプットを行います。
これで第2ステップは終わりです。
このアウトプットを月末や入試直前にも行い、長文を速読しながら使われている単語や文法を一瞬で頭の中に思い浮かべます。
忘れてしまった文法や単語は、過去問ノートに書いてある参考書のページを読み返して知識の復習を最大出力で行います。
このアウトプットによって知識の総復習ができますし、新たな長文を目にしても頭の中でその長文に対する「解説づくり」ができるようになります。
また、一つの大学院の過去問が終わったら、別の大学院の過去問も勉強の中に取り入れていきます。
受験する大学院の過去問が終わったら、先ほど紹介した「公認心理師・臨床心理士大学院対策 鉄則10&キーワード100 心理英語編」のページも試します。
この勉強法の最大のメリットは、「参考書の余分なページを覚えなくてもよい」ことです。
僕の大学院入試における英語の筆記試験の勉強で、「参考書の全部の頁を覚えようとした」という反省があります。
僕が使った英語の参考書は「センター試験や大学受験に特化した参考書」であり、大学院入試では絶対に現れないであろう単語を僕はひたすら暗記しようとしていました。
具体的に、高校の時の参考書や単語帳を、一ページずつペラペラと丁寧に勉強していたのです。
これは「非効率な勉強」だと今でも反省しています。
そのため、高校の時に使っていた参考書を大学院入試で使う方は、僕がやっていた勉強法を試すことで、大学院入試に出る参考書のページ・そうでないページを取捨選択し、効率的な勉強を目指してください。
最後に
大学院入試では、英語の他に心理学の筆記試験もありますし、研究計画書の作成にも追われます。
また、卒業論文のデータ収集・分析・執筆によって、大学院入試にすべての時間を割けません。
1人暮らしのメンターチルドレンの方なら、家事や金銭的な支払いなど、勉強以外のことに気力を奪われるでしょう。
そのため、限られた時間で最大のパフォーマンスを出すにはどうすればよいのか、僕の文章が役に立てればうれしいです。
また、「心理学編」でも述べたように、僕の勉強法は万人に共通して使えるものではありません。
もちろん、肌に合わない人もいるので、他の大学院入試について書かれた書籍を読み、多くの勉強法を比較していくことをお勧めします。
長文でとてもわかりやすい参考書▼
引用文献
・木澤 利英子(2018). 公認心理師・臨床心理士大学院対策 鉄則10&キーワード100 心理英語編 講談社
・佐藤 大和(2015). ずるい暗記術ー偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法ー ダイヤモンド社