マリリン・モンローの人生から「来談者中心療法」の考えを学ぶ ダークサイドミステリー・クライエント中心療法

吹きあがるスカートをおさえこむ美しい女性。

その姿が印象的なマリリン・モンローの生涯を、NHKのダークサイドミステリーで紹介されていた。

「セクハラ」や「性暴力」という価値観も、言葉もない時代。

1人の女性としてたくましく生きる彼女を見て、来談者中心療法(クライエント中心療法)の考えを見出した。

1. 理想と現実の乖離

マリリン・モンローの人気の映画では、金髪でお茶目な女性を演じている。

それが、戦後の包容力と生命力を求める人の心に刺さる。

立ち上げた会社では、演じたい役、脚本を書いたのに、世間のイメージから離れた役を演じると収入は大幅に減り、新聞でも批判される。

このように、理想と現実の乖離に苦しんだマリリンは、睡眠薬を飲んでいた。

最後の死因が睡眠薬の大量摂取だったことからも、彼女の本来の幸せは、なりたい自分が現実で認められることだったのだろう。

それは、演じたい役で脚本を手掛けた映画が大ヒット・世間からも認められれば、彼女が睡眠薬漬けになる未来を避けられたのかもしれない。

2. 彼女の苦しみを見る上で、クライエント中心療法が役立つ

クライエント中心療法は、「自己概念(じこがいねん)」と「経験」に注目する。

自己概念とは、クライエント(悩みを持つ人)が持っている自己像で、理想が表れている。

また、経験とは、クライエントが現実に体験していることだ。

この、自己概念と経験の重なりを「自己一致」と呼ぶ。

この自己一致の重なりが大きくなると、苦しみも少なくて環境への不満も少ない。

一方、自己一致の重なりが小さいと、不適応になってしまう。

要するに、「私はこんなはずでないのに…」という状態だ。

マリリンの、なりたい自分と求められる自分の差を、数字や言葉によって直面することは苦痛だったに違いない。

クライエント中心療法の考えでは、自己概念と経験の重なりが小さいがゆえに、多量の睡眠薬を服用するという不適応(非合理的な行動をしてしまう)がおこったといえる。

3. 最後に

今回は、ダークサイドミステリーでマリリン・モンローの生涯を学んだ。

僕もお遊び(自己実現)を目指す身として、彼女から学ぶことは多い。

その時代の常識と呼ばれるものに媚びることなく、自己実現のために蹴散らす。

そんな彼女の生き方に惚れ惚れするし、自分がなりたい姿で人から認められることで生きづらさが解消できるかもしれない。

そう思って、これからも心理学で「自己概念」・「理想自己」と呼ばれるものを追及していきたい。

また、過去に命を断った文豪・著名人の本を読むことで、その人の理想とはどのようなものだったのかも探っていきたい。

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投稿者:

お遊びメンター

将来カウンセラー・心理研究者を目指している学生です。これから心理学を学びたい,現在学んでいる方などに役立つような情報を発信していきたいです。または、日々の生活の中で見つけた気づきも書いていきます。

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(2)件のコメント

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