陸上教室を開いたら自分が好きになった

好きの社会化とは、私が唱えた概念でどうすればよいか悩んでいた。

社会化とは、商品を作るということで、マルクスの資本論に商品の作り方がのっている。

また、自らの生き方を問う時に、「好きなことを努力する」というS先生の言葉があった。自らの得意なことに人的資本(働く力)を全て注ぎ込むことが、スペシャル、専門に特化し、自らの人的資本を最大化できる【本 幸福の資本論 橘玲】。

というわけで、メンターチルドレンに向けて、得意な商品を作ってはどうかという提案だ。

私の場合、好きなことがスポーツであった。過去の楽しさの記憶を引き出して、ルーズリーフに楽しさノートを書く。

〇〇日、こーいうふうにこーいう事をした。と。

その記憶を元に、自分でそのサービス、商品を、自分を中心として作ってみるのだ。

広告にはチラシを使った。持ち物や日付、参加費(値段)を書く。値段の付け方は、初めは無料で良いし、300円などでも良い。私の場合、800円とした。スポーツ保険の値段がそうだったから。初めは収益を生まなくていい。体育館の使用料や、子どもたちを加入させる保険費といった、商品を作るためにかかるお金(経費)ととんとんになるように値段をつける。

経費の合計が5000円かかったなら、子ども(お客さん 今回は子どもだか、君の商品のお客さんの年齢や性別は様々だろう)5人を呼んでみたいなと思ったら、5000÷5で、1人あたりの参加費は1000円でいいだろう。

そこに、経営者としての視点を付け加えていくならば(初めは無視してもいいよ、そのうち)、単価というのは、自分がほしい売上=不変資本の補てん分+可変資本の補てん分+剰余価値を、期待するお客さんの数で割ったものを、持っている商品複数個に当てはめて行くだろう。【本 資本論 マルクス に書いてある】。

好きなことで商品を作ったならば、その商品を潜在購入者(今はまだ君の商品を知らないけれど知れば買ってくれる人)に知らせる必要がある。

広告とは、マーケティングと呼ばれるものだ。学校に出向き、児童の数のチラシを配布する。チラシはキャンバと呼ばれる、無料のソフトを使う。

200人くらいに配れば、3〜4人の応募はある。

そこで、会場で陸上教室を開いてみた。開いた後、自分のことが好きになっていた。これまでは学校や集団で適応できなかった自分は、自分のことを肯定できた(好き)とは言い難い。けど、得意なことで商品を作って、お客さんの良い反応を得てみれば、自分のことが好きになっていた。

幸福は、社会資本のみが生み出す(本 幸福の資本論)。

得意な技能や潤沢な地位、お金を持っていても、一人ぼっちならば、社会的な生き物である自分に幸せは来ないと思う。

そこに、好きな人、自分のお客さん、などに自分の得意を還元することが、幸せという富を生み出したと考えられる。

君にとっての強みは絵を描くことかもしれない。勉強の特定の分野で突出していることかもしれない。5人いる友達の中で、得意だったというもので良い。

その自分にとっての得意、スペシャルに関する、過去の楽しさを受け取った経験はないか。好きな人の絵を買ったり、漫画を買ったり、勉強するための本を買ったり、先生から楽しく教えてもらったり。

目で見えるものと目で見えないもの(サービス)も含めて、それが自分以外の役に立っているならば(他者のための使用価値、社会的な使用価値という)、それは仕事である。

そこにお金を払った経験があるならば、それはあなたというそれを必要とする人に、交換(お金や富)を通じて、その商品が受け渡された事を意味する。

その楽しさや幸せを受け取った経験を書き出してみて、それを集団に依存せずに、自分で作ってみよう。

集団にいるならばそれが副業と呼ばれるし、資本家、経営者にとってそれで仕事を続けていくことは本業となる。

投稿者:

お遊びメンター

将来カウンセラー・心理研究者を目指している学生です。これから心理学を学びたい,現在学んでいる方などに役立つような情報を発信していきたいです。または、日々の生活の中で見つけた気づきも書いていきます。

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